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通備十蹚弹腿[第二蹚]

弾腿2
弾腿2
弾腿2
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弾腿2
弾腿2
弾腿2
弾腿2

回し蹴りに対抗しうる大通臂弾腿による
「人中足関節同時二ヶ所手足撃部位招法」の一つ

弾腿三堂と二堂の手の内の変化・応用

麻酔医による人中足関節手足撃部位の考察
――連珠砲の有効性について考察する――
攻撃目標場所は、(1)人中(上唇の皮膚の正中部に位置する縦走の溝)、(2)足関節であり、これらを同時に攻撃する。
これらの場所はいずれも解剖学的、生理的に脆弱な場所である。

人中

(1)人中
顔面の中心部であり、標的として攻撃に適している。この場所を構成するのは上顎骨および皮膚であり、直接保護する筋肉がない。 また打撃を受けた場合、解剖学的に頚部の筋肉をもちいて衝撃に耐えることが困難である。拳によって打撃を受けた場合、顔面の高さより下部の視界が失われると同時に顔面を攻撃されることによる心理的なショックにより、戦闘不能になるものと思われる。

足関節

(2)足関節
生理学的に考察すると、両者が立位で一足の間合いにおいて対峙した場合、この場所はヒトの視野の範囲外であるため攻撃されることを事前に察知することが困難である。さらに顔面と同時に攻撃された場合は(1)に述べた理由によりそれは顕著となる。
足関節は距腿関節、足根間関節(距骨下関節、距踵舟関節)から構成され、体重の支持、歩行などに関与している。2足で立つヒトにとって足関節を攻撃されることにより、相手を攻撃することはおろか立位の保持すらも困難になる。
さらに、中国武術の特徴である靴を履いて攻撃することにより、攻撃された側に激しい痛覚のみならず骨及び軟部組織の損傷を与える。大腿部と異なり、筋組織に保護されていない点もこの場所が脆弱であることの要因である。

前足での有効な金的蹴り
ポイント
※前脚での有効な金的蹴り

回し蹴りの欠点とは
蹴る時に自己の金的が開き、その事により相手方より露出した金的に打撃を受けやすく、身体に致命的な衝撃を受けることは必定であろう。すなわち、ルールのない実際の攻防には、回し蹴りは極めて使いづらい技法であろうと思える。

拳法と相関する武器

【撫子・・・拳法】
中国武術の原則(馬賢達拝師弟子であれば知っている基本) 出門架子による攻防

出門架子による攻防
※1 暗勁口訣 「刺手」による拳変化での相手身体深部に染み込む力(浸透勁)
※2 暗勁口訣 「引手」による拳変化での相手身体深部に染み込む力(浸透勁)

【撫子・・・竹刀】
【苗刀 単刺刀勢】
中国武術の原則:出門架子による攻防

出門架子による攻防

歴代中国武術の規律
武術を学ぶには先ず拳法を学び、拳理を明らかにし、刀槍諸技習得を為すとある

【中国武術の規則とは、拳法を学び、相関する武器運用の拳理を学ぶ原則である】
※国術中国武術界の代表例として、
「馬氏大通備拳と苗刀」「郭氏小通臂拳と苗刀」「開門八極拳と六合大槍」 「回族査拳と沙家槍」…などがある。